SST(専用特殊工具):クランク ロックプレート
SSTとはSpecial Service Tool の略称で、専用特殊工具を指します。
SSTCrank Lock Plate
code:mar23012600 For ALL MODEL
¥7,480(¥6,800)
クランクシャフトのセンターボルトを緩める際のロックツールが一度廃盤となりましたが、この度新設計を交えて再販いたします。
単純な鉄プレートの切り出しではありません。
オプションのクランクスケールプレートのベース用に、機械加工による製品です。
整備工場・プロショップではインパクトレンチ(エアツール)がありますので、ラジエターを外してインパクトのスペースを作れば、簡単にセンターボルトを緩めることが出来ます。
しかし一般プライベーターの方は簡単ではありません。 エアツールを使わず、手作業でセンターボルトを外すとなるとクランクシャフトを固定しなくてはなりませんが、専用工具が市場ではありません。
エンジン単体であれば、フライホイールのリングギヤを使って固定する方法はありますが、これも大事なギヤを壊しそうで、少し不安。
エンジンが車体に搭載されている場合は、弊社の様な特殊工具が無ければ固定方法はありません。
プロショップの方でも、ラジエターを外さずに狭いスペースでロックボルトを外す際にお役に立てると思います。
OPTION
また、今回のバージョンより、オプションのクランクスケールプレート(全分度器)の装着が可能になります。
このオプションについては、『特殊工具 SST クランクスケール(360°分度器)&スタッドボルト付き(3本)セット』ページをご参照ください。
1.センターロックボルトを緩める理由
エンジン分解時には当然緩めなくてはなりませんが、一般的なメンテナンス(タイミングベルトやウォーターポンプの交換)時に取り外さなくてはなりません。
センターロックボルトを外し、プーリーボスを取らないとタイミングベルトが外れないからです。
2.取り扱い方法
マルハ製専用ツールは、簡単にクランクシャフトを固定することができます。
・まず、クランクプーリーを取り外します。(M6のボルト4個を外すだけ)
・クランクプーリーが外れたら、プーリーボスにロックプレートを付属のボルトを使って固定します。
画像の様に、ラジエターを外さなくても、狭いスペースでクランクセンターボルトを緩めることができます。
・メガネレンチなどを使ってクランクを固定し、センターボルトを緩めます。
画像では、メガネレンチでプレートの回転を固定させていますが、 状況や手持ちの工具を上手く使って固定をしてください。
・センターボルトは錆固着などで非常に硬い場合があります。 他部位の破損や怪我などに十分注意しながら慎重に作業をしてください。
3.メリット
- 簡単にクランクをロックできる。
- ラジエターを外さなくても狭いスペースで作業が可能。
- センターボルトを緩めることも、締め付けることも出来ます。
- オプションのクランクスケールプレートの装着も可能です。
4.注意
NA6CE-#127441以降のNA系とNB全車に適合します。(NC・NDは対象外)
- NA6CE-#127441までの前期型には適合しません。
- プレートに溶接されたナットの固定用工具は21mmサイズ。
- クランクのセンターボルトは21mmです。
5.オプションのクランクスケールプレートの装着も可能です。
クランク スケール(360°分度器)&スタッドボルト付き(3本)
SSTCrank Scale with stud bolts
mar23012605
¥14,300(¥13,000)
- 特殊工具 SST クランク スケール(360°分度器)
11,000x1 - 特殊工具 SST スタッドボルト(3本セット)
2,000x1
詳しくは『特殊工具 SST クランクスケール(360°分度器)&スタッドボルト付き(3本)セット』ページをご覧ください。
是非、ご利用ください。
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