フルピロブッシュ復活!!
Bearing ball bush22pcs set
code:mar12103100 For NA NB
¥178,200(¥162,000)
サスアームの純正素材はラバーで、その寿命は大変長く長期に渡り安定した性能を維持する事ができます。
ゴム硬度を変えたMAZDA Speed製強化ブッシュやそれ以上に強化なブッシュの設定も取り揃えておりますが、基本的にはラバー素材になりますので、海外製のウレタンなどと比較すれば、扱いやすく飛躍的に長いライフを期待できます。
しかし、ラバーブッシュの差し障りのない性能は、言い換えれば操舵の許容とも言え、競技志向の強い車両で求められるシビアなステアリングインフォメーションには追従できない事もあります。
フォーミュラーでも使われているサスアームのピロ化は、その最も進んだ形状であり、オンザレールを獲得する必修アイテムと言えますが、我らロードスターにも同様にフルピロ化が可能となりました。
NB車両への取付注意
NBの場合は、リヤアッパーアーム(BODY側ナックル部)に使用する
ボルトをNA用に変更いただく必要があります。
Flange boltR upper arm
code:99780-1075
¥286(¥260)
Tension nutR upper arm
code:8871-34-222
¥462(¥420)
1)自動車メーカーが採用するピロブッシュ
MAZDA純正でも、RX8やRX7では既に一部主要箇所に、このピロブッシュが標準装備されています。
他には三菱なども同様にピロブッシュを純正採用しています。
走りを追求するために、ピロ化が大変需要で効果的ある事が、この事からも容易に想像できます。
純正部品でさえ、今やピロブッシュの効果を狙った設計になっているのです。
今回新たに設定したピロブッシュは、これら純正ピロ同様に高性能は勿論のこと、各ブッシュにダストブーツを配し、耐久性にも高久考慮した設計になっています。
ピロブッシュであってもより長く使える事は、一般車両にとっては例え割り切った仕様であったとしても、大変大事な要素と考えます。
妥協のないステアリング
ワンメークレースでは、ラジアルタイヤ使用が競技規定で定められている場合が多いのですが、ラジアルタイヤの山が残っているほど、ヨレが発生しタイムをロスしてしまいます。
新品であるほどゴムの喰い付きはよく、一方で山が残っているほど操舵性に欠けるわけで、各チームがグリップ(食付き)とヨレのバランスに苦労する点です。
この事からも、僅かなヨレが車体の動きを鈍らせ、ドライバーの俊敏な反応の遅延につながる事が分かります。。
喰い付きのよいタイヤ、重心を下げた車高、そして遊びのないピロブッシュ。
これらのセットを上手く利用して,戦闘的な車両に仕上げていく事が可能なのです。
On the rail、この言葉を耳にされた事がありますか?
自分の狙ったレール通りに車を走らせる、これこそライトウェイトスポーツの究極のダイナミズムなのでしょう。
レーシングなダブルウィッシュボーンを備えたロードスターだからこそ楽しめる、ハイパフォーマンスと言えます。
交換作業
ラバーブッシュとは違い、丁寧且つ慎重な交換作業が求められます。
まず、折角使用する高価なピロブッシュに相応しく、アームに曲がりや歪みがないことが大切です。
これを実証するには、専用のジグが必要になります。
MARUHAではこのジグ測定から作業に入りますので、安心してお任せください。
また、ブッシュハウジングの内壁をリューターで丁寧にホーニングをします。
サビを取り除き、さらに塗装をしておきます。
この下準備をしっかりと行なった上でブッシュ圧入工程に入ります。
だからこそ、ブッシュは安定して圧入が可能となり、作業後に簡単にサビが再発する様な事がありません。
さらには、圧入後のピロ圧入位置も確実に確認ができます。
ピロブッシュはラバーブッシュとはことなり、融通性には劣りますので確実な位置で圧入をしなくてはならないのです。
通常、これら作業は当社在庫のアーム(中古)で事前に仕上げておきますので、作業は基本的に日帰りが可能です。
(注)新品アームをベースに作業する事も可能です。
丁寧に且つ精度の高い作業を日帰りで実施できるのですから、遠方ユーザー様にとては都合の良い事になります。
マルハモータースでの交換作業はフルブッシュ交換のページをご覧ください。