MAURHA ブレーキローター
従来は純正ローターのみを取り扱って参りましたが、このたびMAURHAオリジナルのブレーキローターを発売いたします。
ローターはパッドと同様に磨耗消耗品です。
使い方や使用時間で磨耗具合は大きく異なりますが、結果的には定期的に交換されるべきパーツです。
先ずは消耗品だけに、もう少しリーズナブルな価格で皆さんにご提供できないものか?と考えた点と、加えてハイパフォーマンスとしての強化ローターを設定したい点も考慮し、オリジナルローターに着手した次第です。
当社では純正ローターベースの2次加工は行いません。
純正ローターは設計段階から2次加工を目的とした製造をしていないからです。
タイプSTD
NB8(後期) NB6-NRA
STD rotor (MARUHA・2pcs)NB8 (later model) NB6-NRA front
code:mar10060305 For NB8 RS (ビッグローター)
¥19,360(¥17,600)
STD rotor (MARUHA・2pcs)NB8 (later model) NB6-NRA rear
code:mar10060306 For NB8 RS (ビッグローター)
¥21,780(¥19,800)
上記価格は2枚組み(左右セット)の価格です
NA8 NB6 NA8(前期)
STD rotor (MARUHA・2pcs)NA8 NB6 NB8 (early model) front
code:mar10060303 For NA8C NB6C NB8C(Sr-1)
¥19,360(¥17,600)
STD rotor (MARUHA・2pcs)NA8 NB6 NB8 (early model) rear
code:mar10060304 For NA8C NB6C NB8C(Sr-1)
¥18,150(¥16,500)
上記価格は2枚組み(左右セット)の価格です
NA6
STD rotor (MARUHA・2pcs)NA6 front
code:mar10060300 For NA6
¥18,150(¥16,500)
STD rotor (MARUHA・2pcs)NA6 rear
code:mar10060301 For NA6
¥19,360(¥17,600)
上記価格は2枚組み(左右セット)の価格です
材質はC材(鋳鉄)でが、熱変化に比較的強い製造方法を採用しています。
また、加工精度も高く、歪やバランスに関しても管理されています。
また、防錆効果の目的で特殊ペイントを施しております。
通常走行では十分な耐久性を確保しておりますが、サーキットや急激な制動を要するドライビングにおいては、スポット的な変形・ジャダーを起こす可能性は否定できません。
ローターは本来、磨耗・消耗部品なので取り付け後のクレームに関しては一切受けることが出来ませんのでご理解ください。
装着後は、パッドとの馴染み向上、慣らしを目的とした走行に心がけてください。
行うようにして頂ければサーキットでのローターの慣らしは完了致します。
タイプ PFM
NB8(後期) NB6-NRA
PFM rotor (MARUHA・2pcs)NB8 (later model) NB6-NRA front
code:mar10060315 For NB8 RS (ビッグローター)
¥36,960(¥33,600)
PFM rotor (MARUHA・2pcs)NB8 (later model) NB6-NRA rear
code:mar10060316 For NB8 RS (ビッグローター)
¥39,380(¥35,800)
上記価格は2枚組み(左右セット)の価格です
NA8 NB6 NA8(前期)
PFM rotor (MARUHA・2pcs)NA8 NB6 NB8 (early model) front
code:mar10060313 For NA8C NB6C NB8C(Sr-1)
¥31,240(¥28,400)
PFM rotor (MARUHA・2pcs)NA8 NB6 NB8 (early model) rear
code:mar10060314 For NA8C NB6C NB8C(Sr-1)
¥30,580(¥27,800)
上記価格は2枚組み(左右セット)の価格です
ハイパフォーマンスローター(PFM)は、STDローターをベースに熱処理とスリット加工の2工程を同時に施した高性能ローターです。
熱処理について
処理的には、焼頓に近い作業となりますが、厳密に言えば“焼きなまし"とは異なり硬度的には15%〜20%向上します。
熱処理のメリットは安定性(高温時)と表面硬度アップ(耐久性)。
処理後の基本的な精度(平坦化)をさらに向上させるために表面研磨も行っております。
この表面研磨工程では、ローター精度をすべて実測でチェックしています。
ローターは冷間・温間の温度差が非常に大きく、その際の膨張・収縮の過激な繰り返しが、歪・クラックなどの原因になってしまいます。
熱処理は、組織的な成分を事前に安定させ、この大きな温度差に対しても対応範囲を広げ、容易にダメージを受けにくい特性を作り上げております。
但し、ローターはあくまでも磨耗・消耗になりますので、装着後のクレームに関しては一切受けることが出来ませんので、ご理解ください。
スリット加工
スリット加工は制動性能に重点を於いた加工方法なので、パッド磨耗促進や制動中の音などが発生してもやむ終えないものと考えます。
また、スリットの本数、形状、回転方向などでも影響が変わってきますが、“これが正解”と言ったものはありません。
本来は、車の特性やステージなどでスリットは決められるべきものです。
MARUHAでは、一般的な走行を考え、スリットは6本に決定しました。
これ以上のスリットは、パッド磨耗促進を助長しやすく、異音もなるべく低減させる目的でバランスを考慮しました。
また、回転方向ですが、実はスリットに対しての正回転・逆回転の基準はありません。
どちらの回転方向でも“間違い”ではありません。
当社では、以下の様な基準でユーザー様に決めていただければよいと考えます。
正回転
スリットローターを使いつつも、使用頻度は一般公道が多く、日常的にもマルチで使いたい方にお勧めします。
逆回転
使用場所は峠・サーキットが多く、パッドの磨耗や異音に関しては気にせず、制動性能に重点をおく方にお勧めします。
(注意事項)
回転方向は必ず左右一致させること。
また、一度使い始めたローターの方向性は途中では、絶対に変更しないこと。
制動性能はチューニング面の以前に安全確保の観点から厳しく管理されるべき物です。
誤った使い方や、過激な使用方法は安全性を著しく低下させる原因になります。
日頃からのメンテナンスや意識の配り方で、性能・安全性は大きく左右されます。