
ロードスターNB流用/NA用エアコンキット
完売しました!!
通販再販確定のお知らせ(2024年7月完売いたしました)
大変好評を頂いております、MARUHAエアコンキット(完全キット)ですが、2021年秋よりメーカー都合により一時販売を見合わせる事態となっております。
しかしながら、MAZDA様、及びDENSO様の御尽力を賜り、ようやく再開の目途が立ちました。
特に、NAユーザー様からは、絶大な人気と信頼を頂いておりますエアコンキットだけに、何とか再開を各所に強くお願いをしていた次第で、今回の再販に向けての事態改善は誠に嬉しく、且つ大変感謝をしております。
2022年10月より、エアコンキットの通販を再開いたしました。
2024年7月完売いたしました!
また、取り付けに関する詳しい取り扱い説明書(2冊)も同梱されますので、現場作業もし易いと思います。

定期的な入荷に心掛けていますが、入荷前の引当が多いために お早めの事前予約をお願いいたします。
通販の際には以下を必ずご連絡ください。
- 型式+車体番号
- ABS有無
- NA用エアコンが装備されているか否か
- 社外の空冷式オイルクーラーの有無
- その他補強パーツ
送料は地域により事なります。 詳しくは、当社までお問合わせください。




価格・詳細
2024年7月完売いたしました!
NA6〜#150210
Air conditioner full kit
mar22031600 For NA6前期
¥266,200(¥242,000)
- NA用エアコンキット(本体)2022年〜
230,000x1 - ホール プラグ エアコン用盲キャップ
240x1 - ダストシール ラバー エアコン用盲キャップ
130x1
NA6#150211〜・NA8全車
Air conditioner full kit
mar22031605 For NA6 NA8
¥266,200(¥242,000)
- NA用エアコンキット(本体)2022年〜
230,000x1 - ダストシール ラバー エアコン用盲キャップ
130x1
NB6 NB8
Air conditioner full kit
mar22031610 For NB6 NB8
¥255,200(¥232,000)
工賃・詳細
code:wor13112000
¥55,000(¥50,000)
code:wor20091800
¥66,000(¥60,000)
ロードスターNA8用エアコンキットの廃盤
NA6とNA8は異なる冷媒が使われていますが、殆ど同じ構造なのでキット毎の流用が可能なために冷媒をR134aに変更できるNA6にはとても都合の良いキットと言えました。

しかし、NA8用のエアコンキットは完全にメーカー廃盤になっておりますので供給が出来ません。
個別に補修部品を揃えることは可能ですが、主要な部分は殆ど交換しなくてはならず、結果的にコストが上がってしまいます。
また、補修ではNA6でのR12冷媒ガスから変更が出来ないので、問題が残ったままになります。
だからこそ、キットでの交換(完全スワップ)が効果的で、性能は勿論のことコスト的にも意味のある手法と言えるのです。
ロードスターNB用エアコンキットの流用
NB用のエアコンキットもいつまで供給が続くのかは分かりませんが、交渉の結果生産をしてもらえるまでに漕ぎ着けました。
ただし、NB用とNA用では異なる点も多く、簡単に取り付けができる訳ではありません。
MARUHAでは独自に改良を行い、NA用に問題なく使えるように変更をして販売しております。
MARUHA(マルハ)エアコンキットの特徴
フルキットであること
フルキットの最大の利点は、完全的なメンテナンスの達成です。
部分的なパーツの交換、修理では、将来的な不安を払拭するまでには至りません。
パイプの中、コンデンサの中、室内ユニットの中・・に汚れ、ごみ、などが蓄積しガスの流れに支障が出る場合はとても多いのです。
ガス漏れだけがエアコントラブルの原因ではなく、詰まり、あるいは各部劣化なども当然考えるべきトラブルの要因なのです。
特にNA系のコンプレッサートラブル(焼き付き)は頻繁に発生しています。
では、このコンプレッサーだけに焦点を絞れば良いのでしょうか?
リビルト品、新品に交換しても、既に発生してしまった鉄粉などのデブリは配管内を回ってしまっています。
人間で言えば、血管内に血栓がある様なものです。
これら汚れで詰まった箇所は何度も同じ現象を繰り返す可能性があります。
そして、各箇所もこの鉄粉が回る以外に、それ自体の劣化が進行し、既に性能を落しています。
つまり、ガラガラと傷んだコンプレッサーだけを交換しても完全な整備では決してないのです。
それなりの予算を使って、コンプレッサーのみを交換した後に、他箇所が再び詰まればまた、費用が掛かり結果的にさらに高額になります。
コストセーブだったはずのコンプレッサー単品交換が仇になりかねません。
加えて、各部の接続箇所のOリングなどからのガス漏れも要注意です。
固く締まったアルミパイプの接続部は容易に外れないことも頻繁にあります。
経験上、エアコントラブルとは、アッチも、コッチも、と言った状況が実に多く、トラブル対応は総合的に接することが肝心。
だからこそ、完全キットこそが最も信頼性の高い対応方法なのです。
これからも長く乗り続けたいと考えるNA/NBユーザーには、完全ACキットを強くお勧めいたします。




専用ブラケットの設定
■NA


■NB


ラジエター前方に位置するコンデンサーは、冷媒ガスを冷却するためのものです。
NA用(上)とNB用(下)では、取り付けステイの形状が完全に異なりますので、このポイントを先ず専用ブラケットを設けることで解決しました。
確実に固定をすることは当然大事な点です。



パイピング
パイプの配置も大きく異なります。
その為に、ガス充填用の高圧パイプも独自に形状変更をしています。
左側ヘッドライトの脇に位置する充填用チャックは角度、高さを適切に整えられ、干渉や飛び出しに配慮されています。




オリジナルのままでは曲げる必要がありますが、一度製品化されたパイプの後曲げはパイプへの負担もあり、且つ一定させた品質管理が難しく製品の安定化に支障が出ます。


小型コンプレッサー

NB用エアコンの大きな利点は、その性能向上。
軽量小型で、且つ高性能なコンプレッサーは、NB用エアコン流用の最大の利点と言えます。
抵抗が少ないコンプレッサーはエンジンへの負荷も少なく、燃費向上への要因になりえます。
また、エアコンパーツの内で最もトラブルの多いアイテムがコンプレッサー。
この箇所により新たらしい高性能小型コンプレッサーを投入できることは、将来的なメンテナンスの必要性においても高いアドバンテージになり得ます。
バルクヘッド穴開け加工
NA用とNB用での大きな違いに配管位置があります。
エンジンルームと室内の隔壁のバクルヘッドを、NB用パイプに合わせて楕円形に穴開け加工をしなくてはなりません。



とても慎重な位置決めが要求されます。




マルハのエアコンキットには、穴開け位置のための型紙が用意されています。
これを使えば容易に位置を割り出すことが出来ます。
勿論穴開け加工には慎重な作業が要求されますが、事前に位置が割り出せるための型紙があれば、安心して作業を進めることが出来ます。
室内ユニット

室内ユニットも勿論キットパーツが用意されています。
NB用のユニットは僅かに位置関係などが異なるので、工夫が必要です。


ブロワモーター -> エアコンユニット -> ヒーターユニット
この順序で送風されるのですが、互いのダクトが適切に位置決めされていなくてはなりません。
NB用の室内ユニットの流用において、適切なポジションを取るために、専用スペーサなどが用意されています。

配線(赤矢印)が室内ユニットの裏側に位置します。この配線のスペースを上手に確保するためにも、ユニットに適切なスペーサを使用します。
ABS車両にも対応
大変好評を頂いておりますMARUHA ACキットですが、ABS装着車でも対応が可能です。
NA6、NA8どちらの車両も対応ができます。
ただし、オーダーの際には必ずABS装着の有無をお知らせください。
ロードスターNBエアコンのメリット
性能な面でも、NBキットはメリットがあります。
サブクール・システム


サブクール・システムとは、メインコンデンサで冷却した冷媒ガスを、レシーバ・ドライを通過した後、再度サブコンデンサで冷却する事で、冷媒の液化を促進させ、冷房性能を向上させるシステムです。
NA用のシステムは、一度だけ冷却するタイプで、冷却後の液冷媒のガス含有量が高くなり。逆にエバポレーター内における気化率は低く。
多量の冷媒を使用することで必要な冷房性能を得ていました。
冷媒を2度冷却するサブクール・システムは、液冷媒のガス含有量を従来の割合よりも半減させ、エバポレーター内の気化率を高めています。
それにより、従来の約半分の冷媒量と小型コンプレッサで同等の冷媒性能を確保しています。
コンデンサ

レシーバドライヤ、メインコンデンサ、サブコンデンサ一体型のサブクール・システム式マルチフローコンデンサを採用し、冷房性能の向上を図っています。


右:NB用コンデンサは、2層になっており、1回目の冷媒ガス冷却後、レシーバを通過し、その後、コンデンサ下部で2回目の冷却を行う。
コンプレッサ


*スクロール式コンプレッサを採用し、エンジン負荷の低減による燃費向上と振動、騒音の低減を図っています。
*サブクール・システムの採用で、小型を図っています。
MARUHAエアコンキットの注意点
-
エアコンレス車両の場合
NB用エアコンキットをNA車両に搭載する際には、何点かのパーツを既存NAキットから再使用しなくてはなりません。
完全にエアコンレス状態の場合は、事前にお知らせください。
追加アイテム(別売)のご案内をいたします。 -
ABS装着車
ABS装着車でも対応が可能です。
NA6、NA8どちらの車両も対応ができます。 ただし、オーダーの際には必ずABS装着の有無をお知らせください。 -
他社製品との併用
他社製の補強パーツやオイルクーラー、あるいはエアロパーツなどとの干渉は、責任を負いかねますのでご注意ください。
また、当社で取り付けを行う際には、これらアイテムの取り外し、あるいは加工などは別途請求の対象になります。 -
ロードスターNA6CEの車体番号
NA6CEに取り付けをする際には、付属のパイプ穴キャップが異なります。
必ず事前に確認をお願いします。
関連記事

NEW エンジンオイル!!
