高速道路に関して言えば、民営化委員会は"勿体無いから取り敢えずは建設中止。
道路族議員は"さっさと造ろう"。
意見は真二つ。
莫大な借金を先ず返そうっと努力することは当たり前の話でもある。
返せない銀行の借金は不良債権として税金で賄われてしまい、高速道路の借金は高い使用料という形で利用者は延々支払わされる。
どちらも出来れば御勘弁願いたいものなのだが、政治家はどうもソウは思わない様です。
更に採算が取れない地方高速道路を造って、気は正気か?っと疑いたくなる。
地元に高速道路が出来れば経済効果が本当に上がるのであろうか? みんな単に素通りするだけの様にも思える。
それも利用者は少ないと試算されれば余計に作る意味が薄れる。
地方県知事は躍起になってマスコミにピーアール。
後回しにされた我県には自力で道路を造れとは何とも不公平!!と訴える。
でも、採算が取れるのなら自力で造ろうが損は無いはず。 採算が取れない事が分かっているから税金で造ろうとする。
結局みんなの税金で造れとダダをこねている様な物である。
就職が出来ない若者達が溢れ、年寄りばかりが増えて、税収が見込めず、企業はこぞって海外進出ばかり。
近い将来の消費税大幅アップは仕方が無いことだが、どうやっても今のところは赤字国家・赤字財政であるのだ。
それも気が遠くなるような借金国家である。
消費税は家計の工夫で抑えることも出来るが、所得税アップは大変な事である。
黙っていてもガバッと持っていかれてしまう。
ひぇ〜と思わず嘆くハメになる。
道路は採算性のみに囚われずに考えることも重要なのでそうで、お偉い評論家が仰っておられましたが、ローマに通じる道路は意味も深かろうが、利用者が少ない赤字高速道路に我々は何を期待すれば良いのでしょう。
その付けは子供達の時代に更に上乗せさせられる。
その時には今の議員さんたちは居ないのだ。
結局誰も責任取れずに事は運ばれるのである。
建設業界の不況も切実。
簡単に公共事業が止められては困ることも分かる。
けれども、一度決めたことは覆す事ができない様な馬鹿な事業は今後は通用しないはず。
時代は変化する。だからニーズも変化する。
ダムを造らない。
一度造ったダムも壊す。
コレで良いのではないかと考える。
静岡県は空港建設に急ピッチ。
羽田や名古屋も比較的近い静岡に空港が必要なのかは全く疑問なのだが・・・。
ヒカリに乗れば名古屋までは1時間。
駅前から専用シャトルで30分程で到着。コレで良いじゃないかと思うのだが、どうも違うらしい。
徹底的にやり抜くことは非常に大切なことでもあるが、要領良くこなすことはもっと大切な事である。
要領を得たメンテナンスも同様である。
今年のマルハヒット商品の中にアルミ2層ラジエター;があります。
ユーザーの皆様は大変賢く、アルミ製はコストが掛かり、その割には思い切った低価格を実現したマルハラジエターを購入される方が多いわけです。
何と言ってもウエイト。
2層にしてもコア材質がアルミなだけに重量的には純正品と比べても殆ど同じとかなり軽い!
コレこそがロードスターユーザーが求める要素なのです。
そして定期交換部品のキャップまでも嬉しい付属。
結構高い値段で買った1.3kg他社製キャップをいつまでも使わず、定期交換は賢者の知恵。
納得購入。当然のヒットとなります。
カロリー数値を詳しく問い合わせられるユーザーもいますが、考えて頂きたいのは、限られたスペースの中で軽さを重視してアルミを使い、放熱効果を工夫するには厚みを増す以外にありません。
レーサー仕様がオールアルミとなりますが、当然大変高価な物になります。
つまりは、日常的なチューニングラジエターとしてマルハアルミ2層は必要にして十分な物と言えます。
実際にもレースでも多く使われており定評もあります。
更に同時交換を薦めたラジエターホースやサーモスタットも良く売れています。
コレで良いのだと思います。
今は漏れていないのでホースは再使用。
ハウジングに収まり見えないサーモ等は論外。
こんな状況でラジエターのみを交換する方はいらっしゃらないと信じがたいのですが、
別段深く考えもせず、単純強化ラジエターのみに着眼される方は少なくないはず。
例えばNA6CE。
今や古い車になりました。
それでもまだまだ走りを期待して強化ラジエターを奢るのです。
ならば、安全を取って一括ホース交換。サーモ交換は当然のメンテナンスなのです。
写真のサーモスタットはNA8Cの物です。
第2弁のシールゴムがはみ出しているのが分かります。
頻繁に起こる症状です。
ラジエターホースが硬く、再使用すれば根元から冷却水が漏れるケースは良く在ります。
冷却水はLLCが混入されており、漏れたLLCはエンジンルーム内金属を侵すのです。
時にはオーバーヒートの原因にもなります。サーモも同様です。
動きが悪ければ、ヒーターが効かなかったり、時にはオーバーヒートの原因になります。
だから、キリの良いところで全交換すれば、トラブルの確率はかなり抑える事ができる分けです。
この様に、ポイントを抑えたメンテナンスが大切なのです。
まだいいかなぁっとオーナーが言えば、こちらとしては素直に従うまでです。
要領良くメンテナンスをすることは結果的にコストセーブに繋がることもお忘れなく。
HPへ戻る