マウンティングスペーサー(NA/NB IGコイル部用)
マツダ純正B61P-13-348:マウンティングスペーサー メーカー廃盤の為
MARUHA(マルハモータース)オリジナル
SpacerFor ignition coil
code:B61P-13-348-MRH
¥462(¥420)
構造
NA/NB全車(除く NB8 Sr2)には、カムカバー後方にイグニッションコイル(IGコイル)がマウントされます。
上側の2か所、下側に1か所の計3個のボルトで固定されます。
下側のみラバーを使い、クッション構造となり、その中心にカラー(マウンティングスペーサー)を介して、ボルトで固定される構造。
なくなるスペーサー
本来、恒久的に使える部品なので、スペアパーツとしてはさほど需要が無いものと考えているのですが、実際に現場でこのスペーサーがなくなっているケースが結構あります。
それは、ボルトが脱落しているので、同時にこのスペーサーも走行中に落下してしまうものと考えます。
IGコイル(イグニッションコイル)の脱着・交換
IGコイル(イグニッションコイル)は、カムカバーの後方にマントされますので、取り外すケースは頻繁。
- カムカバーからのオイル漏れでガスケット交換
- タイミングベルトの交換
- カムカバーの洗浄・塗装
- カムシャフトの交換
- HLAからの異音対策作業
- IGコイル(イグニッションコイル)自体の劣化・交換
数えだしたら、キリがありません。NA・NB車両ですからどの車も一度はIGコイル(イグニッションコイル)は取り外しされているはずです。
ところが、IGコイル(イグニッションコイル)の下側がバルクヘッドの狭い隙間に何とか手を入れて、かつ工具を工夫して作業をするので、不十分なトルク管理のままで作業を行った結果に走行中の振動でボルト/スペーサーの脱落に至るものではないかと推測します。
純正部品の廃盤
大事な部品なのですが、この部品がメーカー廃盤!
IGコイル(イグニッションコイル)交換にスペーサー脱落が発覚すると、上2個のボルトだけで固定をする業者さん。あるいはスペーサーなしでボルトを固定する業者さん、など呆れえる現象が生まれます。
これは実によろしくない事態です。
マウンティングラバー(マルハモータースオリジナル)
IGコイル(イグニッションコイル)は消耗品です。
必ず劣化しますので、交換の必要があります。値段はかなり高くなりましたが、しかしエンジン性能低下、エンジン不調の原因になりますので譲れないアイテムです。
固定には、下側にラバーマウントが使われていることは前述の通り。
劣化でボロボロのラバーも良く見かけますので、IGコイル(イグニッションコイル)脱着・交換の際には必ず確認をすることです。
この機会に、是非ご利用ください。