ロードスターブレーキチューニングメニュー
マルハからは様々なロードスターブレーキに関する提案がされています。
チューニングメニュー詳細を以下表にまとめてみましたので、ご参考ください。
ブレーキパッド開発のマルハ的基本
ユーザーの考えや好みによってブレーキパッドを使い分け、あるいはブレーキローターを大きくするなどのバージョンアップを図り、さらには4ポットキャリパーと言った最高峰のグレードまで用意があります。
これ程までにブレーキに対し、多彩なラインアップを誇るのはマルハの拘りです。
ブレーキパーツ程、人に聞けば様々な意見が返ってくるアイテムはありません。
パッド性能も『効く、効かない』と言った意見は使う人の環境や感覚で異なる評価を受けてしまいます。
否定も肯定もできません。
そのくらい、パッドの好みは激しいものだからです。
しかし一方でマルハにはある一定の基本があります。
それは、使いやすいこと。
この使い易いにはかなり幅広い意味を含み、開発には相当の労力を費やしたのは言うまでありません。
例えば”ダストが少ない”こと。
言葉では簡単に読み過ごされがちですが、“ダストが少ない”ということは摩擦が低いからで、言い換えれば効きが弱いのではないかと誤解される方もいます。
ダストが出ないと印象をもつので・・摩擦が低いと考えてしまう訳です。
しかし、ダストが細かなもので、まとわり付き難いものであればホイールは比較的綺麗な状態で保てます。
ダストが少ないには単純なダストを出さない手法だけではなく、ダストが付き難い手法でも対応しているものと考えれば、いかに素材に苦労しているものかがお分かり頂けるものと思います。
マルハ最新のパッドとして設定しておりますCC-27はCA−27,SS−27,SR−27の上にランクしてあるものです。
今までにない画期的なカーボン系パッドです。サーキットを前提に開発された新素材複合パッドなのですが、一般公道でも乗りやすく仕上げてありますので、他社製の一般的カーボンパッドとはその使いや差に一線を画す物です。
以下CA-27やSR-27なども本当に苦労した最新パッドです。
耐熱温度を大きく引き上げ、且つコントロール性を重視し、そして初期タッチの性能をよりスポーツ走行向けにしたものです。
しかし、一般に使って頂いても全く問題なく使えるように工夫されているのが大きなセールスポイントです。
使いやすさを損なわずに性能を上げる手法で、マルハの考える強化パッドを実現しているのです。
普通に使える。・・これは強化パッドのカテゴリーの中では非常に難しいことなのです。
マルハ・ブレーキチューニングメニュー
[NA6CEの場合]
1.ブレーキパッドの変更
2.NA8Cのブレーキローターにコンバージョン
NA6の純正キャリパーはそのままでNA8Cのブレーキローターを使うキット
パッドはNA8用のものを使用しなくてはならない。
3.4ポットキャリパー装着
15インチ以上のアルミホイール使用が前提となる。
ローターはNB8後期の大型ローターを使用。
4ポットは専用設定のパッドを使用する。数種類から選ぶことが可能。
リヤ大型ローターコンバージョンはNA8C用のパッドを使う。
[NA8C・NB6(除くNR-A)・NB8前期の場合]
1.ブレーキパッドの変更
2.4ポットキャリパー装着
15インチ以上のアルミホイール使用が前提となる。
ローターはNB8後期の大型ローターを使用。
4ポットは専用設定のパッドを使用する。数種類から選ぶことが可能。
リヤ大型ローターコンバージョンはNA8C用のパッドを使う。
[NB8C後期・NB6 NR-Aの場合]
1.ブレーキパッドの変更
2.4ポットキャリパー装着
15インチ以上のアルミホイール使用が前提となる。
4ポットは専用設定のパッドを使用する。数種類から選ぶことが可能。
ローターは標準装備の純正ローターを再使用可能。