テクアド特別偏 ラグナセカ レポート#2
先週に引き続きラグナセカレポートと行きましょう。
このサーキットが有るMONTEREY (モンテレイ)は元々は漁村なのだと思う。
特に観光で行った訳でもなく、資料を調べた訳でもなく、情報としてはチョッと怪しいかもしれないが、大陸からはチョッと飛び出した半島。
"MONTEREY PENINSULA" とは "モンテレイ半島" と訳す。
さて、FISHERMAN'S WHARF (フィッシャーマンズ・ワーフ)をご存知だろうか?
それはサンフランシスコだろうと思う方が多いはずだ。
ところがこのモンテレイにも存在する。 聞けばフィッシャーマンズ・ワーフはアメリカの至る所にあるそうで、ここはOLD FISHERMAN'S WHARF と言う。
俺も知らなかった。
今はヨットがズラ〜と停泊しているマリーナとなっているが漁港でもある。
CUSTOM HOUSEなども存在して、移民の受け入れ口にもなっていた様だ。
ヨットとくれば、加山雄三(若大将)、若大将とくればお金持ち。
そうです。 この辺りはお金持ちの町なのです。
半島先端のPEBBLE BEACH (ぺブル・ビーチ)は超お金持ちたちが住む所。
名門ゴルフ場が点在して、優雅なリゾート地でも有る。
このぺブルビーチに入るだけでも有料となる。
著名なアメリカ人が"今度僕の住むぺブルビーチに君を招待しよう!。一緒にゴルフなんかどうだい?"なんて事を言うのでしょうね。
ぺブルビーチで開催されるコンクールやオークションがまた凄い。
超超リッチな物ばかり。 日本では見ることが出来ない名車ばかりがズラ〜っの状況。
さあ、話しを MONTERERY HISTORIC AUTOMOBILE RACES に戻しましょう。
コース説明をしましょう。
サーキットは左周り。 日本は右周りが多いですね。
#8ターンのコークスクリューを頂点に一気に下ります。
最終コーナー#11までが傾斜がきつく、ここでコースアウトする車が多い。
グランドスタンドを通過して#2ターンまでさらに下り傾斜が続く。
#2〜#5ターンまでインフィールドの平坦バトルが繰り広げられ、
#5ターンから登りに入る。 エンジンパワーの勝負だ。
#4ターン辺りからショップのテントが一杯立ち並び、ミニカー、ヘルメット、アート、書籍、レースティームグッズ、ホットドッグ、ビール、等 楽しい!!。
その他メーカーのブース、展示車、・・ なんと華麗で賑やかな事か!!
1920年代〜1970年代のレースカーの祭典と前回のテクアドで紹介しましたが、
もう少し具体的にエントリーを追っていきます。
カーグラTVの出だしで青いブガッティーが"シュコシュコ ブオーン"とエンジンスタートされる場面をご存知と思います。
"大事な車のエンジンをスタートさせていきなりブオーンと回すあの番組は間違っている!!。"っと思うのは私だけではないはずだが、それはチョッと置いといて。
まさしくそんな車がいきなりレース!なんです。
1930年代:ブガッティー、アルファロメオ、クライスラー、フォード、タルボなどが勢揃い。
1950年代:ポルシェ、ジャガー、メルセデス、アバルト,マセラッティ-、フェラーリ、
1960年代:フェラーリ250LM、ジャガーE−type、コブラ、シェルビー、
1970年代:タイレル(今はティレルって言います。)ロータス、マーチ、フェラーリ、マクラーレンなどのF-1がジャンジャン走る。
BMW2002、DATSUN510(ブルーバード)も元気に走っていたぞ!!
超かっこえー。
その他に何の車か俺には分からん名車がかなり有る。
知識不足が完全に露呈される馬鹿丸出し状態なのだが、どうかご勘弁ください。
今回のレーススポンサーにマツダも入った。
あのルマン優勝車のチャージマツダも来ていたぞ。
マツダの広告はなんとチョップドロードスターだ!!。
左マーカー部は完全に埋めて右からはエアを取り入れている。
リヤはブリスターでレーシーなスタイリッシュに仕上げられた。
ドライバーのスモークシールがまたソソル。 ミラーはヴィタローニですね。
オーッ ラッキー、MGAのツインカム。 1600cc。
丁度エンジンフードを開けているではないか!!。 1959年型。
フェラーリ250TR 3000cc だと思う。
フェラーリ250LM 3300cc 1960年代。 一体いくらするのでしょう??。
こんな名車をレースに出すなんて完全に狂っています。
走れる姿を生で見られるのですから、最高の幸せでっせ。
チョッとおまけ、アルミバフでビカビカのコブラ。
これぞアメリカントレーラ、なんとデカイ&ビューティフル。
アメリカのトレーラーはホンと綺麗で、オモチャのまんま。 持って帰りたい。
コークスクリューのチョッと脇からコースを見下ろした所。
下に池が見えるがあそこまで一機に駆け下りるのだ。 迫力の下り。
何が一番良いかと言えば、やはりレース場内の雰囲気です。
抜ける様な青空のサーキットに家族連れ、女性が実に多い。
老若男女を問わずにみんなでレース観戦を楽しむのです。
雰囲気が非常に明るく、見ているだけで楽しいとはこの事。
ベースボールと野球が違うのは周りの楽しみ方。
レースも同じで、こんな楽しみ方が日本でも浸透したら凄いことになるのでしょうね。
最後に、デジカメではなく1眼レフの300MM望遠で撮ったモノを紹介しましょう。
コークスクリューを駆け下りる
アルファ第5ターン進入
往年ノルマンカー
こん光景が3日間繰り広げられる夢のレースなんです。
来年はマルハツアーでも組みましょうかね〜ェ。
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