MARUHA MOTORS

エアコン完全キットによる整備の有効性

MARUHAがなぜACキットに拘り、皆様にこの方法を強くお勧めしているのか?

それにはまず、劣化したNA・NBの古いACの構造から説明いたします。

1)ACの基本構造

*充填された冷媒(ACガス)はコンプレッサーで加圧されて、半液体に変わります。
*半液体化したガスは高圧パイプを通って、ラジエター前のコンデンサでガスを冷却し、液体化。
*その後、リキッドタンク(ドライヤー&レシーバー)で湿気やゴミを除去。
*エンジンルームを通過し、室内ユニットへ。
*室内ユニット内のエキスパンションバルブ(膨張弁)から噴射されたガスは周りの温度を奪いながら エバポレーター(気化器)内で気化。
*この際の気化熱を使い、ヒーターと共通のファンを使い室内を冷やす構造。
*気化したガスは低圧パイプを通り、再びコンプレッサーに戻ります。

2)ACトラブル原因

コンプレッサー


トラブルの代表格がこのコンプレッサー。
ガラガラと異音を発し、誰が見ても"ヤバい"とため息が出てしまうNA系コンプレッサー。
冷媒ガスを加圧する性能が低下していると、当然効きが落ち、且つ鉄粉などのゴミを配管内にまき散らしてしまいます。
コンプレッサーだけを交換しても、十分とは言えず、言い換えれば、無駄になりかねないメンテナンスです。

エキスパンションバルブ


微小な弁は小さなゴミでも詰まりやすく、常にクリーンなガスが循環していることが大事です。
この小さな穴こそとても大事で、一気にガスが噴き出す(気化)ことでエアコンの冷却効果が得られます。いわばエアコン機能の"要"なのです。
修理の際にコンプレッサーと一緒に交換することが定番ですが、それでもゴミが詰まるリスクは払拭できません。

コンデンサー


劣化によるガス漏れ、目地のゴミつまり、内部の劣化による冷却性能の低下。
ここでしっかりと冷やすことができないと、ACの効きはかなり落ちます。

レシーバー


カットすると活性炭が散乱するので、本当はためらったのですが、撮影の為に強行。
水分やゴミを除去する役目は、経年劣化でかなり落ちます。
活性炭はドロドロになることもあるほどです。
ここを一緒に交換しないと、ゴミは延々と回り続けます。

冷却ファン


ACスイッチを押すと、ブーンと電動ファンが回り始めます。
スイッチが入っている時には、常に回転しているので、酷使しているファンと言えます。
劣化すれば、コンデンサを冷却する性能が低下してしまいます。

ジョイントOリング


エアコンは各部をパイプやホースでジョイントします。
そこには必ずOリングが使われています。
高圧になる部分は特に劣化したOリングから冷媒ガスが漏れやすく、交換以外に対応する方法はありません。
また、レトロフィットなるR12からR134aの異なる冷媒を使うNA6には、全てのOリングまでも対応品に交換することを 推奨されています。
錆が発生しているジョイント部は簡単に取り外しができないこともよくあります。
Oリング自体は安価なものですが、非常に手間が掛かるので、工賃は安くありません。

パプ内部

内部にゴミが付着した場合、メンテナンスの際に取り外して洗浄できればベストです。
しかし、現実的には、とても難しいところです。

さてさて、エアコンの修理は何ともやり切れない程に対応箇所があります。
これは、全部一気に交換しないと、完全には治らない・・・と思うのではないでしょうか?

その通りです。
しかも、NAユーザーにとっては、軽量且つ高性能なNB用エアコンキットがベースになっています。

だからこそ、MARUHAでは完全キットを頑張って提供し続けております。
これからもまだまだ長く乗り続けたいNA・NBユーザーの皆様に、1セットでも多くの完全エアコンキットをご提供させて頂きます。


NA用エアコンキット(NB用流用)
Air conditioner full kit
code:mar13112000 For NA6 NA8
¥216,000(¥200,000)

工賃・エアコンキット取り付け

code:wor13112000
¥54,000(¥50,000)

キットのより詳しい内容は NB流用/NA用エアコンキットをご覧ください。

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