MARUHA MOTORS

NC用LSD(MSPモデル) マツダロードスター


LSD (MSPmodel) NCEC 2WAY&1.5WAY NC
LSD NC (MSPmodel) 2WAY&1.5WAY
code:mar11061007 For NCEC
¥198,000(¥180,000)
スペーサーNC ファイナル4.1用
Spacer for NC LSDwith NC stock final gear
code:mar11061008 For NCEC
¥13,970(¥12,700)

当社でも独自に開発を進めてきたNC用メタルLSDが商品化となりました。

総合的にNC用のパーツ開発はNA/NBとの関連性が殆どないことから、1からのやり直しになり、このあたりが誠に悩ましい所です。

LSDに関しても、LSD本体は全く異なるディメンションなのです。一部ベアリングなどはNA/NBと同じ部分もありますが、主要部分はNC専用設計です。

NC用LSD(MSPモデル)は乗り易いメタル式

機械式LSDは純正トルセンには出来ないダイレクトなトルク伝達が主な目的。
トラクションをしっかり掛けて、コーナーリングを駆け回る安定感は機械式LSD独特の味わいがあります。
一方で懸念されるチャタリング(バキバキ音)が機械式LSD(特にメタルバージョン)に慣れていないユーザーには、少し敬遠される所以ともいえます。

FR方式の楽しさが、ロードスターの売り。これは初代NA型から受け継がれるライトウェイト伝統。
ステアリングとトラクション(アクセルワーク)で曲がる楽しさは、ロードスターの様なFR車の醍醐味です。
さて焦点の、LSDのチャタリング。
このチャタリングを嫌い、カーボンタイプを考える方が多いと思います。
つまり、カーボンとメタルをチャタリングを理由に大別しているユーザーが多いわけです。
しかし、もしメタルでもチャタリングが抑えられ、且つギューっとしたリニアな効き方が再現できたら、どうでしょうか?

MSPモデルは機械式でありながら、乗りやすさとリニアな反応を実現した、そんなLSDなのです。

メタルディスクが特徴的

NC用のディスク径は95mm。
枚数的な部分でも、設計・開発の基礎はS2000がベースです。
当社ではS2000用LSDを加工し、先ずは開発のスタートをしております。
NCvsS2000の構図から、NC用LSDのキャパが想像できると思います。

また、コストや耐久性、後のサービスなどを考え、MARUHAとしてはメタル式に拘りました。
メタルは内爪・外爪の2種類の複数メタルディスクが圧着されることで、トルクが伝達される仕組みです。
しかし、この圧着時の当たりムラが、チャタリングの原因でもあります。
そこで、外爪をプレーン化し、平坦化に専念。
内爪は螺旋状として、遠心力に強いオイル保持を目的としています。
プレーン+螺旋目の間に均等化されてオイルが潤滑され、当りムラを極端に低減。
この均等化されたディスクの面接触がスムースな差動につながっています。

一歩で、スロットルを踏み込んだ際に発生するカムトルクをキッチリと伝達することに成功しています。

プレッシャーリングは、60度-60度の2WAYを推奨。
FRロードスターのアクセルワークとコントロール性には2WAYがMARUHA流。
キッチリとイニシャルを掛けて、60度でプッシュ。
しかし、乗り易い!!

ご希望の方は、1.5WAYもご用意いたします。

MARUHA MSPモデルの差動特徴

低速域・・・やさしいトルク伝達(チャタリングが起こりにくい)
走行事・・・アクセルワークに応じた、確実なトルク伝達(ディスク面圧の均等化)

これが、メタルディスクでも驚くほど乗りやすいMSPの醍醐味なのです。
絶妙なトラクションコントロールを可能にしています。

ファイナルギヤの融通性

気になるNCのファイナルギヤ比はAT・MT統一で4.1となります。

これ以外にNC純正ファイナルの設定がありませんので、NA/NBで使うファイナルギヤを流用したい所ですが、問題があります。
それは、リングギヤの厚み。
NC用リングギヤは薄く、NA/NB用リングギヤは厚くできています。
デフのセンターはピニオンギヤになりますので、リングギヤの厚みが異なるとLSD本体の位置が変わってしまいます。

上画像
手に持つリングギヤ(薄い)→NC用
組み込まれたギヤ(厚い)→NB用流用

つまりは、NC純正より厚みのあるリングギヤ(NA・NB用)を装着すると、その厚み差分LSD位置がオフセットしてしまいます。
ドライブシャフトの左右の挿入シロが変化し、右シャフトが深く入り込み、左シャフトの差し込みシロが浅くなってしまいます。
不十分な差込はオイルシールに適切なクリアランスを設けず、左側フランジからオイルが流出するもケースがあります。

オフセット機構のないNC用LSDに流用ファイナルを装着した事例
右シャフト→深く入り込み
左シャフト→入りが浅い(オイル漏れの原因)

そこで、最初からLSDをオフセットさせたポジションで、スペーサーを併用したセンタリング設計を行い、NA・NB用ファイナルに変更時にはスペーサーを外し、センタリングを確保する手法を取りました。

スペーサーNC ファイナル4.1用
Spacer for NC LSDwith NC stock final gear
code:mar11061008 For NCEC
¥13,970(¥12,700)



適正化されたシャフトの入り具合。
左右が均等化、中身は4.3ファイナル流用。


これにより、NCにも安心してNA/NB用で使われる他ファイナルを流用できることになります。

NC用純正ファイナルを再使用する場合は、別売のスペーサー&ボルトの
セットを購入してください。
スペーサー分、専用ボルトは長くなっています。
流用ファイナルの場合は、不要です。

お得なセットパーツ

純正部品を大量在庫するマルハでは、LSD単体での販売の他、目的に合わせた純正部品や各種ファイナルを含めたセット販売も行います。
ファイナルの変更は、サーキットや峠によっては大変に有効です。
一括で全てをお求め頂ける内容として、マルハ・セットパーツは多くのユーザー様やSHOP様にご贔屓頂いているお得なメニューです。



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