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IN側 | 252度:8.5mm:HLA対応 |
EX側 | 256度:8.5mm:HLA対応 |
*旧タイプはIN側 248度
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マルハ・BP用カムシャフトが素材からの削り出しに変わったため、プロフィールが一新されておりますが、B6バージョンまでも同じ手法にて取り組みされるにはもう少しお時間を頂きたく思います。
今のところは、NA6CE・B6用は、純正カムシャフトの再加工タイプで対応しております。
ラインアップはHLA対応:Fカム(252度・256度のセット)とHLAロックタイプのインナーシムタイプ(264度・264度のセット)の2種類となっております。
NB6C用はアウターシム式となっており、再加工カムでの対応をしておりません。
NB6Cユーザーも多いのですが、今しばらくお待ちいただければ、幸いに存じます。
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従来のタイプがIN248度に対し、現在のスペックは252度まで引き上げられており、少し高回転型に振った使用になっております。
BPに比べ排気量の小さいB6はトクル感が乏しく、どうしてもアイドル域でもバラつきが出やすい面があります。
その為、IN側248度・EX側256度のプロフィールをFカムスペックとしてきましたが、ビュンと回る軽快さをさらに引き出す工夫として、作用角の見直しを致しました。
エンジン排気量の数値を比較する時に、必ずボア x ストロークが使われます。
例えば、B6エンジンは(78mm x
83.6mm)で、ボアに対しストロークが長いのでロングストローク型と称されたりしますが、BPエンジンの(83mm
x 85mm) に比べればショートストロークなのです。
ところが、BPエンジンはボアとストロークの比較上、スクエア型と表現されます。
表現の印象からは、BPエンジンの方が回るような感覚ですが、実際にはB6エンジンが気持ちよくビュンと回ると言われる理由はこのストロークも関係しています。
B6エンジンの特徴とアイドルの安定の両立を考えながらFカム・プロフィールを設定しているわけですが、残存するNA6CEの殆どがエアクリーナーの交換などの吸気系の対策が施されています。
こう言った市場の背景もあり、吸入空気量を多く取り入れる方向で修正されたのが、新しいFカムスペックです。
吸入空気量の確保には幾つかのポイントがありますが、先ず大きなポイントが2つ。
1. エアクリーナーの形状
2. エアフロメーターの有無
2.ついては制御の問題もあり、簡単にエアフロを取り外すことはできませんが、1であれば多くのユーザーが既に取り組んでいる事です。
色々なタイプが市販されています。中にはまだ純正クリーナーボックスを使用されている方もいらっしゃるでしょう。
互いにメリット・デメリットがあります。
社外クリーナーはより多くの空気を摂りこめるのですが、エキマニ付近の熱い空気もまともに吸ってしまいます。
純正クリーナーは熱害の影響を受け難くい工夫を比較的簡単にできますが、空気量の制限が出てしまいます。
熱害と空気量の両方から取り組まれたエアクリーナーが最も効果的な分けです。
この様な周辺からの工夫により、エンジンパーツの性能が大きく変わる事を是非覚えてください。
カムシャフトの性能も吸気系パーツの見直しでより大きな成果が得られるのです。
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NA6CE用のFカムは絶対的なパワーを狙う商品ではなく、あくまでもピックアップを狙った安定感のあるカムであることを繰り返し説明しておきます。
乗り易いプロフィールは結果的にショートサーキットレベルでは好結果をもたらす事も少なくありません。
推奨バルブタイミング:
推奨バルブタイミングは最大中心角で110度(IN・EX共に)。
純正プーリーを再使用いただいても、大よそに推奨バルタイになりますが、より正確に狙ったバルタイにセットするには、スライドプーリーが効果的です。
また、ヘッド面研、ガスケット交換などを行う場合もスライドプーリーの併用をお勧めいたします。
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