テクアド クラッチレリース専用グリース
工場内のティッシュぺ−パーは私一人で全て使っている状況。
山の子、イナカッペ大将丸出しの私ではあるが、ここ数年の花粉症には酷く悩まされる。
TVで花粉症特集をやると聞けば、妻に頼んで録画。
再生して愕然。 “ヨーグルトを食え。”ときた。
悪いジョーダン?。 何の為に貴重な1時間をビデオに費やしたのか?
ヨーグルトでこのガビガビ鼻が治るのなら苦労しません。
マルハのお客様の耳鼻科ドクターも“私も花粉症なんです。”とキッパリ。
下顎がガビーンと垂れる。
医者も治せねー花粉症なのである。
ティッシュとのお付き合いはもう暫く続きそうである。
シーズン初めに注射を打てば、随分楽になるそうだと周囲から訊いた。
番頭のMメカからは、“鼻ばかりにティッシュを使うのはおじさんダー!!。”とぶっさらいものの発言。
君の頭に注射を打てと反論。 無論効き目全く無し・ ・ 。
悪かったよ。ドーセ俺は疲れてるよ。 とシモネタは続く。
ガスター・テン!! これは腹の薬。 かんけーねーか。
鼻の中に何か塗れば、いいのか?
どうせ 鼻水で全部垂れ流し〜。
シッカリ塗って絶対訊くのは、グリースだー。
っと言う訳で今回のテーマはクラッチレリースベアリング専用グリース。
皆さん、最近クラッチペダルが重たくはありませんか?
ある程度重いのは当然、クラッチカバー(プレッシャープレート)はバネなのだから。
必要以上に重いのは何か原因があります。
最も一般的な理由は、スラストベアリング(レリース)部の摺動不良。
要は、この部分がグレース切れ、グリース変質、スリーブの傷、レリース損傷
等が原因で動きが渋くなるのです。
クラッチ交換の際に、この部分は徹底的に処理をします。(マルハでは)
クラッチスリーブ(フロントカバー・通称天狗の鼻)の傷を見ます。
材質はアルミ。傷は簡単に入ります。必要であれば細かなペーパーで修正。
レリースベアリングは当然交換。
ベアリングを手で回して“シャーッ”っと異音が出ていればアウト。
出ていなくてもこれからの使用を考えれば、ヤッパリ交換。 3,000円程度の安いパーツです。 迷わず交換がセオリー。
実はマルハNA1600レース車両ではこの部分を徹底的に見直した経験があります。
非常に圧着力が強い(強烈)なレースクラッチを使っていた為に、レース後半でシフトが入り難くなるトラブルが初期の頃は出たのです。
強いクラッチカバーを無理に油圧で抑えつけます。
レリースは首を振りながらスライド。 そして熱。
いつしか油膜は切れて、スラスト部は傷が入り、最後は固着。
レリース内側の金属部さえも変形してしまう。
ここまで酷くなくても、一般車両も原理は同じ。
従いO/Hの際は丁寧に処理するのが当然のお仕事です。
決め手に、媚薬。
専用クラッチグリースの登場です。
当社の愛用は大東潤滑(株)の製品。 以前 ドライモリブデンスプレーで紹介した会社です。
まさか、グリース塗らずに組み込むメカはいないと思いますが、何でもイイや。っと
そこらの汎用グリースを塗る前に、チョッと考えてください。
専用グリースは先ず、熱に強い。
べントンと言う材料が増ちょう材として練りこまれ耐熱向上に大きく効果を出します。
そして、贅沢な量の二硫化モリブデンを含有。
これらのバランスでもっともこの部分に適したグリースを形成するのです。
企業上の情報もありますから、全部は教えて頂けませんが、クラッチ専用グリースはあまり一般的には売られていない商品。
このグリースに関しては完全プロ向け。
業者の方々にお使い頂きたいアイテムなのです。
当社でも業者向けに販売しております。どうぞお気軽にお問い合わせください。
勿論一般向けにも小売り致します。
60gチューブは僅かに定価800円です。
躊躇う理由が見つかりません。 丁寧な仕事をして、シッカリ説明すればユーザーも大納得の大感謝。
是非、お試し頂きたい逸品です。
さらに詳しい商品説明はNewcomerをご覧下さい。
天狗の鼻に専用グリース。 これでクラッチ花粉症も解消です。
(夜中の原稿の割には上手い!!)
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