MARUHA MOTORS

マルハ・オルタネーター Type-R for NA6CE

 

好評頂いておりますマルハ・オルタネーターはNA6CE用とNA8C用の2種類の設定があります。
性能はどちらも最大70Aを誇る高性能で、基本的には同じものです。

大きな相違点は、プーリーです。


NA6CEのクランクプーリーはVベルト用の形状になっています。

NA6CE用はV型プーリーで、NA8C用はリブ型プーリーとなっています。
V型プーリーは断面が台形型のベルトを使っています。
ベルトの両辺がプーリーに接触して摩擦を得る構造です。
適切なテンション(張り)を掛けてもベルトがプーリー中心に向かって食い込みやすく、比較的短い期間でベルトが伸びる事が欠点です。
適切でないベルトテンション(緩い状態)ではプーリーはスリップし易く、特にエンジン始動時などに異音が発生し易くなります。
しばらくすると、異音が消える場合が多いのですが、スリップによる発熱などでベルトの温度が上昇し、ゴムの喰い付きが良くなる為にスリップが抑えられるためです。

また、レースなどで高回転を常用すると、回転しながらベルトが酷く波打ちを始め、場合によってはベルトがプーリーから外れてしまうケースもあります。

プーリーにVベルトが右図の様に食い込み始めると、ベルトは緩む。

一方、リブ型ベルトは若干幅広で平たく、プーリーの凹凸に合わせて細かなリブ状になっています。
細かなリブ形状により摩擦が得られ易いので、スリップが発生し難い特徴があります。
V型ベルトの様に、テンションを掛けてもプーリーに喰い込むことがなく、伸びの面でもV型ベルトに比べると優れています。
また、幅広で平たい形状の為、高回転に於ける信頼性が高いのも特徴です。

今回のType-Rは 、NA6CEのオルタネーターにリブ型のプーリーを採用したものです。
合わせて、リブ型のクランクプーリーとウォーターポンプのプーリー、リブベルトをセット化しています。
他にバッテリーなどもセットオプションとしています。

クランクプーリーはラバーによるダンパー構造になっています。振動低減がその目的です。
クランクプーリーは定期的に交換を促す様なものではありませんが、NA6CEは既に 10年を超える低年式車なので、ダンパーリフレッシュを踏まえたType-Rセット交換はお勧めです。
また、必勝B6エンジンをチューンナップされる方には、非常に有効です。

チョッとアドバイス

  1. ストリート使用を前提にオルタネーターを交換する場合は従来の標準タイプ(Vベルト)でも充分と考えます。
  2. NA6CEの初期型エンジンにはクランンクシャフトやクランクプーリーの形状が異なる為に適合しませんのでご注意ください。
    (車体番号NA6CE-127441以前は適合外)
  3. Type-Rはリブタイプのベルトを使うことを前提に設定したものです。
    オルタネーターの基本的機能は従来品と同様です。
  4. NA8C用のオルタネーターはリブ型プーリーが標準化されていますので、Type-Rの設定はありません。
  5. NA8C用のオルタネーターをB6用に流用することは可能ですが、配線端子のサイズが異なる為、加工が必要となりお勧めをしません。
  6. オルタネーター用の他社アルミ製リブ型プーリーが販売されていますが、当社のオルタネーターとの互換性は確認しておりませんのでご注意ください。
    オルタネーターのプーリーだけを交換せずに、Type-Rを使ったスマートなユニット交換をお勧めします。







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