MARUHA MOTORS

カット・オフ・スイッチ




構成部品
カットオフスイッチ本体 ×1
専用カプラーハーネス ×1

静岡県の事故多発箇所として有名なのが、東名・日本坂トンネル。
トンネル手前は自然渋滞の発生場所になり易い。
日差しのきつい場所から行き成り暗いトンネルに入る。 一瞬の視界の狭さに軽くブレーキを掛ける。
この現象が続くといつの間にか自然渋滞になり、知らぬ後続車が勢いよく渋滞している集団に突っ込んで良くハメになる。

先ずは車間距離。そして制限速度。
この2点が厳守されれば事故件数は大きく抑えることも出来るのであろうが、日本坂トンネルが事故多発の箇所になるには、上記の様な単純な自然渋滞だけではなく、トンネル内の独特な構造にも大きく起因するものと考える。

何にしても、高速道路での事故は悲惨なものである。
つい先日も大きな多重事故が静岡の東名高速で起こった。
死亡事故発生件数全国No1は現在静岡県である。ワースト1の汚名に静岡県警が取り締まり強化の体制に入っている。

さて、今回紹介するのは カット・オフ・スイッチ。
NA6CEのチューニング車に是非取り付けていただきたいアイテムである。
実は既にFCRやWEBERの項目ではオプション扱いで触れている商品である。皆関心が無いのか、知らないのか、それほど問い合わせがある商品ではない。

やはり、もう一度しっかり情報提供をするべきだと考え、改めて今回紹介する次第である。

NA6CE(B6)の燃料ポンプのスイッチはエアフロメーター内にある。
フラップが開くと燃料ポンプのスイッチがONになる仕組みである。
エンジンが始動すると僅かながらもフラップが開き始める。
フラップとはドアみたいな物で、空気が入れば比例して大きく扉が開く構造である。
この扉がどれ位開いているかを電気抵抗に換え、ECUに吸入空気量を算出させている。
従い、キャブレター仕様、4連仕様等に変更しエアフロメーターを取り外している場合はエアフロメーターへのカプラー端子(燃料ポンプ電源)を短絡させ、イグニッションONの状態で常に燃料ポンプを作動させる必要がある。
悪く言えば、エンジン始動に拘わらず燃料ポンプは回りっ放しとなる。

日本坂トンネルの事故に話を戻すが、日本坂における過去の大きな事故により燃料タンクが変更されたと聞いている。
衝突の際に歪んだタンクから燃料が漏れ、火災に繋がったのである。
漏れた箇所は主に燃料タンク底のドレーン。
整備上はドレーンが付いていると誠に都合が良い。
タンク内清掃の為にドレーンから抜くだけでもかなりの水やゴミを除去する事ができる。
ところが事故の場合、ここから漏れる場合が多いので廃止となった。
従い、今の燃料タンクにはドレーンが付いていない。
タンクも樹脂製の物が増え、衝突による歪みにも強い構造となっている。
樹脂成型であれば柔軟な形状にもなり、車体の狭いスペースに上手く適合し室内スペース確保にも一役買うことになる。
ドイツ車がいち早く取り入れたと記憶している。

一方で、衝突直後の燃料漏れをタンクからのみではなく、エンジン側(途中配管含む)からも考えなくてはならない。
事故により気を失っているドライバー。
電源はONのままである。
ポンプは回り続け、千切れた配線からスパークする火花。
熱くなっている排気系部品に掛かる燃料。
狭いエンジンルーム内のいたるところに火災発生の原因はある。

カット・オフ・スイッチは事故などのショックを受けると電源をOFFさせ仕組みとなっている。
取り付け要領はいたって簡単である。
エアフロメーター用カプラーで短絡させている配線にこのスイッチを割り込ませるだけである。

シッカリした部分に垂直に固定する。タイラップなどで曖昧に固定すると誤作動の原因となる。



ショックで一度スイッチがOFFされても、上部の赤い部分を手で押せば、復帰する仕組みである。

軽く手で振動を与えても、スイッチはOFFする。 先端部を指で押すと復帰する。

使い捨てではない。
この部品はまさしくレース用に設定されているものである。
レース用は単純な配線回路となり、セーフティに対する配慮は一般車とは異なる。(低いのではない)
だから、この様なスイッチを設け、単純に且つ確実にドライバーの命を確保するのである。

NA8以降はECU内で燃料ポンプが制御されているのであるので、このスイッチは必要
ありません。

それほど高い物ではありません。 安全性を考えればむしろ安い物と言えます。
是非、積極的に取り付けをご検討頂きたいアイテムなのです。

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