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サーキットユースに充填を於いたカーボンパッドCC-27。
カッチリとしたペダルタッチに加え、リニアに反応させるコントロール性も重視しながら開発を進めて参りました。
国内のサーキットやミニサーキットでのテストを繰り返し、“止まる”ことに加え、“コントロール”にも重点を於き、“使いやすいカーボンパッド”に仕上げております。
24時間耐久に使用されるようなプロレース用GTパッドは非常に高い値段で市場販売されております。
また、それほどまでに高次元レースに特化したパッドのニーズはロードスターでは皆無といえます。
本格的なプロGTパッドは、当社CC-27とは違い摩擦材に使用している原材料全て高温耐久性がある原材料を使用しており、摩擦材原材料が高価な分市場価格も非常に高額なものになります。
CC-27は高額な摩擦材原材料と独自のメタルをバランスさせて繊維分を形成し、耐熱性、耐久性を補強して耐熱温度850度を達成しております。
摩擦材成形に関しても独自のノウハウでセミシンタード方式を取り入れ成形しております。
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CC-27と比べるとプロGTパッドは、高温耐久性がCC-27より優れていると言えます。(例えばFERODOのDS3000など)
従い、CC-27を24時間耐久、F3000、フォーミュラー、インディ等で使用する事は無理です。
マルハの考えるカーボンパッドは、より多くの方が使いやすい設計とし、コントロールを含めマルチユースにも配慮、加えて低価格を実現した物なのです。
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CC-27は独自の創意工夫で作り出した摩擦材です。
他社のカーボンメタルと明らかに違うのは、低温からの制動力です。
低温からでも効き、初期の制動力を配慮しながら、ストリートでのブレーキングでも気を使うことなく使用できます。
また、他社のカーボンメタルは、ローター攻撃性が強くローターの摩耗が激しいのですが、CC-27は他社に比べかなりローター攻撃性が少ないのも特長です。
ダストに関しても、他社のカーボンメタルより少なく、ホイールへの固着率が少ないのも特長です。
ストリートで使用する場合、ブレーキの鳴きが気になる方がいると思いますが、例えば『今○○○○をつけているから鳴きはしょうがない・・』とあきらめている方が多いと思います。
CC-27は鳴きに関しては、他社のカーボンメタルに比べダントツに鳴きが少ない材質です。
ここまで説明いたしましたCC-27の幾つかのポイントは、カーボンメタルと耐熱繊維とのバランスから得られるもので、他社では類のない摩擦材設計です。
CC-27は従来のカーボンパッドに比べ、扱いやすく、ダスト・鳴きにも非常に優れたパッドですが、マルハの他オリジナルパッドに比べれば、ダスト・鳴き・ローターアタックは出てしまいます。 是非、お試し下さい。
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