テクアド 触媒のネジ
先日、たまたまマクドナルドに一人で入りました。
ハンバーガーが130Yen、これだけでも安いのに平日は半額の65Yen。
今時 流行のコンビニに行っても65Yenでは菓子パンも買えません。
一個当たりの利益率は極端に減少しても全体の利益は上がっているそうで まさしく薄利多売の典型と言えよう。
因みに65Yenのハンバーガーは学生さんが有難るかと思いきやサラリーマンのおじさん達が急激に増えたそうです。
ハンバーガーを130Yenで2個買って持ち帰り、コーヒーは会社のものでまかなう。
さびしい話ですが、これが現実なのでしょう。
つまり、平日半額のハンバーガーONLYを買うのは"おじさん"の証。
私は日曜日に一人で入ったのですが、急いでいたので車の中で食べようと思い、ハンバーガーとチーズバーガーを一個づつを注文したのでした。
店員のお兄さん、"今日は日曜なので半額ではありませんよ。"と いきなり切り出す。
おじさん扱いにカチンときたものの、平静を装い"分かっています。"と答えた。
やっぱり俺はおじさんなのか?。
マルハのトーコンキャンセラーやらスタビエンドロッドを平日半額にすれば、ウチのカウンタ−はおじさんユーザーがわんさか来るのか?
そんな訳ねーだろーと考えつつ、大体が半額は完全原価割れの大赤字。
一体マクドナルドはどうやって原価を抑えているのでしょうか?
だって、30Yenで造って65Yenで売っても35Yenの利益なのですよ。
何か実感が湧かない65Yenバーガーです。
巨大企業はやることきついですね。凄いの一言です。
さて,ロードスターのオーナーにとって結構手ごわいのが触媒のネジの破損と思います。
自分でタコ足やマフラーを取り付けたことのある人の中で、このトラブルを経験したことがある人は多いと思います。
環境保全のため是非触媒装着は徹底して欲しいのですが、それにしても他排気系のパーツ交換がもう少し楽になるようにナットくらいは簡単なものにして欲しい物です。
写真左が純正触媒ナットです。少し歪んでいるのが分かります。
この部分が緩み止になっているのですが、これが始末が悪いのです。
締め付けるときは普通に締めているのに、外す時はなぜなめてしまうのか?
雑誌には 良く冷えたのを確認してから作業にはいるべきだ とあります。
間違いではないのですが、少し不十分です。三角印。
なぜかと言うとなめるものはどうにもなりません。
恐らく強くロックするとネジが伸びるように思います。
あるいはナットの緩み止めの部分の食いつきがきつく、外すのに強いトルクが必要になりネジが伸びる。
伸びたところがピッチが変わってしまいそこからネジなめが発生します。
外す時に"あァ やばいなー"と手ごたえを感じたら、浸透剤スプレーと濡れタオルで潤滑と冷却を与えながら、締め戻したり緩めたりを上手く交互に行いながら上手に取ります。
しかし、上手く外せてもボルトは多少はダメージが入ります。
ねじ山修正やタップ切りは一人前のメカニックとしては当然の業。
これが出来ると出来ないのでは全体の作業時間に大きく影響します。
皆さんのナットが無事取り外せた人はこの次も上手く外せるとは思わないで下さい。
だから、右の普通のナットに黙って交換しておくのです。
こうすれば簡単に締められます。
次回の作業はもっと楽になります。
次の時の作業を考えて今の作業を進めることはとても大切なことなのです。
オヤジの知恵も捨てた物でもありません。
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