組み付け
1.カムシャフトIN、EXともNO.1気筒の最大揚程部が互いに外向きかを確認し、カムキャップを取り付けます。
2.NO.1気筒、スパークプラグ穴にダイアルデプスゲージをセットします
3.クランクシャフトを回し、ダイアルデプスゲージを見ながらピストン上死点を出します
4.タイミングポインターがタイミングプレートの0点と合っていることを確認し調整します
5.カムシャフトタイミングプーリをカムシャフトに組み付け、タイミングベルトに掛けます(ワッシャ、ボルトをカリ締めすること)
6.その他タイミング調整前付けはSTDに準じます。
調整
エキゾースト側
1.クランクシャフトを正回転に108度回しタイミングプレートの108度の位置にします(カムシャフトが#1バルブを押さえはじめる)
2.計測治具をセットし、ダイアルゲージをリフタに当てます。
3.クランクシャフトを正回転させてダイアルゲージの指針が折り返す位置を確認します。
4.クランクシャフトを逆回転させて80度付近まで戻します。
5.クランクシャフトを徐々に正回転させダイヤルゲージ指針の折り返す3目盛りでとめます。
6.タイミングプレートの角度を読み取ります。
7.タイミングフレーとの角度を読み取ります。
再調整
■設定値を超える場合
9.ストレートピンを逆回転のギア穴に移します。カムシャフトを逆回転方向に回しストレートビンを挿入します。
■設定値に満たない場合
上記の逆をおこないます
10.調整終了後ワッシャ、ボルトを規定トルクで締め付けます
11.再度タイミングを確認します
インテーク側
1.タイミングプレートを0度付近の位置にします
2.エキゾースト側2〜8と同じ要領で調整します。
再調整
■設定値を超える場合
ストレートピンを正回転方向のギア穴に移します。カムシャフトを正回転方向に回しストレートピンを挿入します
■設定値に満たない場合
上記の逆をおこないます
4.設定終了後、ワッシャ、ボルトを規定値トルクで締め付けます
5.再度タイミングを確認します
調整終了後ダイアルゲージ、計測治具を取り外します。
クランクシャフトをNo.1気筒の圧縮上死点に合わせておきます。
|