テクニカルアドバイス |
エンジンクリーニング 設備(FACILITY)のページでも紹介していますが、このテクアドでももう少し詳しく紹介したいと思います。 当社の製品はBILSTEIN製です。最近SNAP-ONや他のメーカーからも類似の機械が販売されています。 この機械は2リットルていどの小さな燃料タンクとポンプを搭載しています。エンジンと直接ホースで接続します。つまりこの機械のみでエンジンを作動させます。 車体の燃料ラインはバイパスホースでリターンさせますのでエンジンには届かずそのまま循環している事になります。 小さなタンクに専用の溶剤とガソリン(軽油・ディーゼル)を混合させてタンクの混合ガソリンが無くなるまでアイドリングで30分程度維持します。作業はコレだけです。 非常に手軽にです。 しかしインジェクターの噴霧口の洗浄は非常に効果的なメンテナンスです。 カーボンの蓄積は避ける事が出来ず、これが原因でアイドルの不調やパワーの低下が発生することは珍しくありません。
当社の機械は燃料ラインを接続するのみで、インジェクターを洗浄し、バルブの密着性を向上させ、プラグを洗浄し、ピストンのカーボンを除去します。 さすがにかなり厚くなったピストンのカーボンを完全に除去するまではいきませんが、バルブの密着性や本来洗浄不可なプラチナ、イリウムプラグの洗浄などその効果は非常に期待できます。 早い話が本来の状態に戻すわけで、決してパワーアップではありませんが、距離の延びている車ほど効果があります。 市販品で燃料タンクに注入する添加剤があります。同じ理論ですが、実際にはかなり異なります。市販の添加剤は日常走行を前提にしています。つまり高負荷運転も考慮させています。 あまり強い薬剤を使えないのです。 当社のものはアイドルで30〜40分程度の極めて短時間での洗浄です。 専用のクリーナー液が決め手なのですが、濃度の高い混合液は確実にカーボンを洗浄します。
“痒いところに手が届く”便利な機械です。 この商品は本当にお勧めです。 |
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